GENERATION AI GUIDELINES

2022年以降、多様な生成AIツールが登場し、その利用は急速に広がっています。これらのツールはクリエイティブな作業のプロセスを大きく変えています。ソーシャルグッドギャラリー(以下、「当社」)でも、これらのツールを活用し、アート作品の制作や展示内容の充実に役立てています。

本ガイドラインでは、当社での生成AIツールの使用方法と使用しない方針について説明します。生成AIの技術は日々進化しているため、本ガイドラインも適宜更新していく予定です。

当社では、chat GPTなどの大言語モデルを活用して、検索・編集作業の効率化、新規アイディアの生成、コンテンツの質と量の向上を目指します。具体的には、検索作業の効率化には、引用リンクを記載する検索エンジンを利用し、編集・文字起こし作業の効率化、新規アイディアの生成、記事の推敲・校正、SNS向け発信文の作成には、chat GPT、Notion AIなどを使用します。

生成AIによるコンテンツ生成は、事実と異なる内容を生み出す「ハルシネーション」の問題を含みます。これを避けるため、当社では、専門的見地からのファクトチェックを行った上で、コンテンツを推敲・編集し、公開します。

また、生成AIツールを使用する際には、入力データが学習データに利用される可能性があることを認識し、細心の注意を払います。

当社では、生成AIによって生み出されたコンテンツが、当社の基準に達しない場合は使用しません。これにより、公平性と透明性を確保し、コンテンツに関する責任を負います。

画像生成AI、動画生成AI、音声生成AIも存在しますが、当社では、展示構成上、当面は使用しない方針です。将来的に使用する場合には、随時検討を行い、本ガイドラインに反映させます。

最後に、当ギャラリーは生成AIツールを積極的に活用し、その特性を見極めながら、クリエイター支援とアート展示の質と量を向上させていく姿勢を改めて表明します。これらのツールの得失を見極め、アートや社会貢献に関する情報を正確に読み取り、発信していきます。